トルコ旅行案内

(last update: August 9, 2005)


 トルコに行ってみたいけど、何を見ればいいのか判らない‥そんなあなたのためのページです。



 まず、おすすめの土地といえば勿論イスタンブールそのものですが、じっくりと2週間程ずうっと市内に滞在すれば普通の観光客の目にはとまらない事も見えてくるかも知れません。でも、名所旧跡だけなら3日、周辺を歩き回っても5日もあれば十分でしょう。市内の見所はなんといっても「スルタン・アフメット地区」(旧市外の中心地)4大名所である(1)トプカプ宮殿 (2)アヤソフィア (3)ブルーモスク(トルコ語ではスルタン・アフメット・ジャーミー)、そして(4)地下宮殿でしょう。(この四つを観るだけで約1日要します。時間に余裕があれば、トプカプ宮殿とアヤソフィア の間にある考古学博物館を観るもよし、近くのジュウタン屋を冷やかすもよし。)


トプカプ宮殿

アヤソフィア

ブルーモスク

地下宮殿
 あとは、グランドバザールをうろつけば、市内の基本は押さえたといえるでしょう。以上は全て歩ける範囲です。この界隈における他の見所としては、非常に古い歴史を誇るトルコ風呂屋(ジャールオール・ハマム)とか、イスタンブル大学前の蚤の市や書店街といったところでしょうか。旧市外での他のお勧めは、月並ですが、カーリエ・ジャーミー(コーラ寺院と訳されることが多い)のモザイクです。感動します。(写真)

 余談ですが、前述の4大名所などでは、入り口付近もしくは入場券販売カウンターの中で日本語の解説本を売っているはずです。日本人のスタンダードからいえば、ちょっと写真製版の質が落ちるのですが、詳しさや正確さは抜群で、日本で手にはいるどんなガイドブックもかないません。記念と思って購入して、読みながら回ることをお勧めします。

 また、新市街に足を延ばす場合は、ガラタ橋ガラタ塔、ドルマバフチェ宮殿(ここはツアーの時間が決まっているのであらかじめ英語ツアーの時間を調べておくのが賢明。調べ方は、現地に着いてからジュウタン屋等で尋ねるのが手っ取り早い。)、そしてちょっと距離がありますが第2ボスポラス橋そばのルーメリ・ヒサール。とりたてて面白くはないけど名の通った所としてはタキシム広場とそこから伸びるイスティクラール通りのショッピング街(写真)。私の密かなお勧めは、オルタキョイです。ここは、ドルマバフチェ宮殿前の道沿いにボスポラス海峡の上流方向(旧市外とは逆方向)に車で5分程行ったところで、元々は舟着き場とモスクしか無かった集落だったと思われますが、私が滞在していた92年頃にリノベートされて、(トルコの)若者が集まる芸術と流行の街といった感じに生まれ変わりました。第1ボスポラス橋を間近に見上げる絶好のロケーションで、屋台の食べ物やさんやカフェバーみたいなお店も多く、手作りの工芸品を売っている芸術家の卵が沢山いてとっても面白かったです。また、第1ボスポラス橋のアジア側にはスルタンの離宮だったベイレルベイ宮殿があります。

 とはいえ、今後しばらくは再訪の予定もなければ、やはりこの際思いきってイスタンブールを離れてあちこち観て回った方がいいでしょう。その場合は(1)カッパドキア(2)エフェス (3)パムッカレが誰でも納得する基本だと思われますが、如何せんトルコは大きな国で、しかもこれらすべてが相互に結構離れています。ですからこれら全ての見所を回るとすると、その間の移動に時間が費やされてしまうことを覚悟する必要があります。これを克服するために通常は昼間観光して夜は夜行バスに乗るという必殺技が用いられるのですが、心身共にボロボロに疲れる怖れがあります(宿代がうくというメリットはあるのですが)ので、体力に自信がなければ(a)観光にかける時間を最小限に押さえ(パックツアー方式?)移動に余裕を持たせる、又は(b)カッパドキアを中心にまわるか、(c)エフェスを中心にまわるかに絞るのが良いでしょう。

仮に(b)の場合、カッパドキア(これ自身、ギョレメ、ゼルベ、ユルギュップという3大キノコ岩名所に加え、「鳩の谷」を望むウチヒサール、砦のような岩山オルタヒサール、地下都市で有名なカイマクルとデリンクユ、焼き物の町アヴァノス、そして私のお気に入りのウフラーラ渓谷といった多くの町を包含する地名です)を中心にジュウタンとパストラミ・ソーセージで有名なカイセリや、ヒッタイト博物館やアタチュルク廟のある首都アンカラ、ちょっと寄り道になりますが海泡石パイプの産地エスキシェヒールや陶器の都キュタヒヤ、そして古都ブルサをまわるコースなどが考えられます。
それから(c)エフェス(ここはクレオパトラも立ち寄ったという、繁栄を究めた古代ギリシャ遺跡)(写真)を中心にボドルム、ディディマ、ミレトス、クシュアダスといったイオニア(エーゲ海岸の古代ギリシャ植民地)遺跡を見学しつつエーゲ海/地中海のリゾート地(マルマリス、フェティエ、カシュ、アンタルヤまで足を延ばす?)でのんびりするコースのどちらかを選ぶのもテかも知れません。

なんて言われてもどれを選んでいいかなんて判断できませんよね。正直言えば、上述の町はぜーんぶお勧めです。全てを見て欲しい気もしますが、逆にどこをとっても満足できる筈です。とにかくイスタンブルに乗り込んで、2、3日過ごす間に計画を練って、それから決定しても遅くはないと思いますよ。国内移動は長距離バスが主ですが、これは東京の地下鉄ぐらい安くて便利(あくまでも比喩です。160円というわけにはいきませんが、でもイスタンブルとアンカラ間約400kmを夜行バスなら1500円位で行けます)ですから思いつきで旅を組み立てられる気安さがトルコにはあります。


どうか皆さん、油断することのないように、さりとて過敏に恐れることのないように、ありのままのトルコを楽しむ旅をしてください。
                  Iyi yolculuklar(どうか良い旅を)!

2003年11月のイギリス総領事館爆破テロ以来、国際テロ組織の仕業だと思われる爆弾テロが相次いでいます。
しばらくはイスタンブールを訪問する前に必ず各種テロ情報を確認しておきましょう。

(外務省の安全情報ページはこちら


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